平成30年 靖國神社 感想文

○「感想文」

 今日一日過ごしてみて感じた事が2つありました。

 まず1つ目は神主さんの説明を聞きながら実際の展示物を見ることで、その時の場面や情景がリアルに感じられました。今まで学校の平和学習やテレビでそのように戦争を学ぶことは無かったので、とても貴重な体験ができました。その中でも特に「永遠の〇」という映画を見て特攻隊の存在に衝撃を受けたので知っていましたが、特攻隊の人がその時どういった気持ちで特攻していたのかは知りませんでした。

 展示物にあった愛する人への手紙。今まで特攻隊の人はその愛する人を残して死にたくないだろう、死ぬのはとても恐ろしいだろうと考えていました。でも今回、話を聞いて、手紙を見て、恐怖や悔いもあったかも知れないけれど、それ以上に愛する人を、愛する国を守ろうとする想い、そしてバスで鑑賞した映画のように民族の誇りを持っていることが、平和な現代で生きれている私達には到底理解することはできないけれど、強く心に響き、国のために、平和のために命をかけて戦ってくれたことに感謝の気持ちがあふれました。この事はもっと受け継いでいくべきだし、忘れてはいけないことだと心から思いました。

 2つ目は戦争で戦っていた人の言葉、熱意、国に対する想いです。どの言葉も心に残っているのですが、永野修身元帥の言葉で、戦っても戦わなくても国は滅びるが、戦わずに国が滅びることは、日本民族が身も心も永遠に国を失うことになる、という言葉がとても心に強くささりました。今我らが戦わなければ日本は真の亡国となるという強い決意を感じられました。

 沢山のすばらしい英霊の人達がいたこと、今回学んだことを忘れずにこれから生活していきたいです。とても貴重な体験ありがとうございました。

(高2)



○「一日目を終えて…」

 今日は、午後から靖國神社に参拝させていただきました。普通の人たちは普段は入れない様な場所へ案内をしていただきお参りができました。

 靖國神社には、昔戦争で亡くなった人たちの魂が二百四十六万六千柱とおさめられているというはなしを聞き、とても衝撃をうけました。参拝をしたあと、神主さんが歴史についておはなしを沢山してくださいました。そのときに、神主さんのはなしを聞いていて、樺太の電話局につとめる九人の女性の死について、その亡くなる間際まで電話の交換台で言っていた「さようなら、さようなら」という言葉に、心打たれました。

 そのあとに、沢山の人たちの遺影を見ました。そして、飾られている遺影以外にも、まだ亡くなった方々が多くいるということを聞き、その人たちのおかげで、今、私たちが生きていられるのだなと実感しました。

 死んでしまった人たちはほとんどが、若者だったということを知りました。自分の子供がいたり、妻がいたり、本当はまだ生きたい人生を、その人たちは国のためにささげたのです。そんな人たちのために、私たちは今この瞬間を大切に生きていきたいと思いました。

 この様な機会があって靖國神社に行けて良かったです。

(中3)

子供参宮団で神社を感じよう!

長野県神社庁では、お子様向けに 東京の「靖國神社」 伊勢の「神宮」 への2つの参拝旅行を企画し、多くのお子様や保護者に参加してもらっています。 江戸時代に流行した伊勢への「おかげ参り」は、日本中から多くの参拝者がありました。 道中では、行楽を楽しんだり、文化や技術の交流がありました。 この企画でも同じように、ディズニーやナガスパ、科学館などに立ち寄り、参拝と行楽の両方を楽しめます。

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